こんにちは、ちゃこっちです。
梅雨に入り、雨が続く時期に特に発生するナメクジ。
せっかく、大切に育てた花や野菜を、食べられてしまった経験はありませんか?
梅雨前に、庭を整理しようと、鉢をどかした時、その鉢の下に隠れていたり・・・・。
突然現れると、「ぎゃ〜〜〜〜〜」と、悲鳴を上げたくなってしまいます。
実際に、叫んでいますけどね
今まで、見つけたら取ると言う、とても原始的な方法をとっていましたが、とてもいいものを見つけたので、ご紹介したいと思います。
まずは、敵を知ろう・・・ナメクジとは?生態は?
ナメクジは、体長が3〜6cmくらいの軟体動物です。昆虫ではありません。
湿気があるところが大好きなので、梅雨時などに大量発生している場合があります。
雌雄同体と言って、オス・メス療法の生殖器官を持っています。
そのため、交尾をした後、どちらの親からでも、産卵ができると言う事です。(怖〜〜〜〜)
二匹とも産卵ができるので、繁殖力はとても強いのです。
なんと、一匹でも、繁殖するほどです!!!
一度の産卵で、50個ほどの卵を土の中に産み付けます。
知らなかった〜
乾燥に弱いため、体表から粘液を出しながら、進んでいきます。なめくじが通った後、キラキラと筋が残っているのは、この粘液なんですね。
夜行性です。昼間に見つけて駆除したとしても、暗い所に隠れているので、また出てきてしまいます。
ナメクジには、寄生虫が潜んでいる事があります。
もし、触ってしまったときには、必ず、石鹸で手を洗いましょう。
ナメクジが這った後がある野菜などを食べる場合は、よく洗いましょう。
植物を食べます。花や野菜など、食べられてしまいます。
なめくじを駆除する方法
寄生虫が潜んでいるかもしれないとわかったら、是非とも駆除したい!!!
駆除する方法を調べました。
塩をかける
昔から、塩をナメクジにかけると良いと言われていますが、実は、これ、死んでいないんですね。
ナメクジは、体の約85%が水分と言われています。
塩をかけると、ナメクジの体の水分を吸い取るために、体が小さくなっていきます。
これで私たちは『よし、やっつけた!!!』と、思っていたのですが、やっつけていないのです。
体から水分が出ているだけなんですね。
実際、水分を与えると、また復活します。
でも、小さくなったところを捕まえて駆除してもいいですね。
熱湯をかける
体の約85%が水分のナメクジ。
熱湯をかけることで、タンパク質を固める事ができるので、駆除しやすくなります。
家庭菜園など、薬剤を使いたくない場所にはいい方法だと思います。(植物から離して熱湯をかけます)
植物に熱湯がかからないように、気をつけましょう。(植物が弱ってしまいます)
殺虫剤
ナメクジを完全にやっつけたい場合の方法です。
錠剤・顆粒タイプ
広範囲に使える。天然由来成分などがあるので、確認して使用しましょう。
無農薬で家庭菜園などをやっている場合、薬剤の種類などに気をつけましょう。
ペットを飼っている家の場合は、誤飲に注意しましょう。
誤飲を防ぐような、錠剤に苦味を加えている製品もあります。
錠剤タイプの参考・・・
スプレータイプ
リンゴ酸ややエタノールを使用した安全性が高い商品です。
なめくじをみつけたら、シュッとかけて駆除します。
直接かけて駆除します。
フマキラーのこの製品は、100%植物成分。
スプレーすると、近寄りにくくする効果が、1週間持続。
置き型タイプ
ナメクジを誘引して駆除するタイプ。
安全性が高い商品です。
夜行性のナメクジには、ピッタリです。
ナメクジが通りそうな所に、置いておくだけです。
夜、匂いで寄ってきて、薬を食べると容器の近くで、動かなくなっています。
翌朝、動かなくなったナメクジを捕まえて駆除します。
雨にも強く、餌は、半生タイプ。効果は、1〜3ヶ月。
私が行ったナメクジ対策
色々と考慮した結果、私は、置き型を選びました。
一箱に8個入っている商品を、二箱購入しました。
夜行性ということで、夜、懐中電灯で照らしてみたら、ナメクジが誘引されて、あちこちから出てきていました。
ちょっと、いや・・・かなり怖かった〜〜
鉢の下などに隠れて、昼間は見つけられないナメクジたちが、たくさん出てきていました。
翌朝、駆除剤の近くに、ナメクジが動かなくなっているので、それを捕まえます。
たくさんいると・・・ちょっと怖いです・・・。
まとめ
梅雨のじめじめの季節に、大量に発生するナメクジ。
そのナメクジの駆除の方法をご紹介しました。
繁殖力などを考えると、一度に駆除した方がいいと思います。
寄生虫などが潜んでいて、人体に侵入すると大変危険だと言うことも、今回知りました。
(髄膜脳炎などを発症する事があるそうです)
雑草が生えているとジメジメして、湿気が多くなるとナメクジが発生しやすくなります。
雑草をとり、ジメジメした環境を作らない様にすることも大切だと思いました。
ガーデニングを、安全に楽しくやって行きましょう
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