こんにちは、ちゃこっちです。
家で育てた採りたてのイチゴ?美味しいですよね?
上手に育てると、無限ループで食べられるかも???
今日は、イチゴを育てた後、子株を作る方法をご紹介します。
イチゴを育てて、美味しいイチゴをいただき、その後、そのまま育てていると、ランナーというのが伸びてきます。
それを利用して、子株・孫株を作っていきます。
イチゴから伸びたランナーとは?
イチゴを育てていると、付け根のところから、葉っぱではないツルのような茎が伸びてきます。
この茎が、ランナーと呼ばれているものです。
よくみてみると、イチゴの株元にあるクラウンと言うところから伸びています。
このランナーの先に、新芽が育ち土に触れると、新しい株になるんです。
知らなかった〜
去年知っていれば、ランナーで増やすことが出来たんですね。
まだ、イチゴを収穫している時期は、ランナーは切ってしまいます。
このランナーを伸ばしてしまうと、子株を作ろうとして、栄養がそちらへ行ってしまうからです。
イチゴの収穫が終わったら、ランナーを伸ばして子株・孫株を作ります。
紅ほっぺ、とちおとめ・・・どちらも美味しそう
イチゴの株作りに適した株
実は、最初に伸びてきたランナーからできた子株は、株作りには適していません。
親株から最初にできた子株は、親株の病気などを引き継いでいる可能性が高いため、また、生育不良を起こしやすいために、イチゴ苗としては使わないほうがいいです。
2番目以降にできた孫株・ひ孫株を使うようにします。
その後も、ランナーが伸びて株ができることもありますが、葉っぱが3枚以上ある株をイチゴ苗にします。
葉っぱが3枚にならないような株は、イチゴ苗に適していません。
必ず、3枚以上の葉っぱをつけた苗を株に育てます。
イチゴの苗を作ってみよう
必要なもの
- 収穫が終わったイチゴ苗から伸びているランナー
- ポリポット
- 野菜用培養土
- Uピンやワイヤー
イチゴの子株の作り方
美味しくいただいたイチゴの苗を、親株にするため、そのまま育てます。
根元付近のクラウン付近から、ランナーが伸びてきます。
ランナーをそのまま育てていると、先の方に子株ができてきます。
子株ができたら、ポリポットに野菜用の培養土を、入れます。
その上に、子株を乗せます。
土の植えるのではなく、上に乗せます
ポリポットに置いた子株の根元を、Uピン・ワイヤーなどで固定します。
深く植えないように、上に乗せる感じです。
この時、親株がわにワイヤーで固定をすると、目印になって良いです
子株の管理
子株から発根して、根が安定するまでは、土が乾かないように水やりをします。
子株が成長してくると、さらにランナーが伸びてきます。
ランナーが伸びてきたら、また、そのまま株を作ります。
この時に、何番目の株かわかるように、ランナーは切らないでおきます。
子株を育てよう
親株は、エネルギーを使い果たしているので、苗には適していません。
親株から伸びた最初の子株は、親の病気などの影響を受けやすいので、イチゴ苗としては適していません。
その次の、孫株・ひ孫株・玄孫と育てます。
しかし、葉っぱが3枚以上の株を育てます。葉っぱが2枚の株は、苗には適していません。
葉っぱが3枚以上の、孫株以降を育てます。
ランナーはいつ切ればいいの?
子株が育っていくと、ランナーをいつ切ればいいのか、悩みます。
十分に根が張り、葉っぱが育ってきたら、ランナーを切って株分けします。
イチゴは、植える時に、コツがあります。
親株側のランナー方向には実がなりません。
逆側、新しく伸びたランナー側に、実がなっていきます。
その方向がわかるように、親株側のランナーを、長くして切ります。
そうすることで、実がなる方向を揃える事ができ、栽培がしやすくなってきます。
株の根元を固定する時に、親株側にワイヤーで固定したので、どっちが親株側かわかりますね。
苗の置き場所
イチゴ苗ができました。
さて、どこに置いたら、いいのでしょうか?
イチゴの栽培適温は、18〜25度くらいです。
時期的に夏に苗を作ります。
10月のイチゴ苗の植え付け時期になるまでは、日陰くらいの涼しい場所で、管理するといいです。
土が乾燥しないように、朝方の涼しいうちに、水やりをします。
まとめ
収穫後のイチゴから伸びたランナーから、イチゴの子株を増やす方法を、ご紹介しました。
ご家庭で育てたイチゴから、またイチゴができるなんて、楽しいですね。
育てる楽しさもあります。
私は、写真のように、段がついている棚に並べて管理しています。
二つの苗から、たくさんの子株ができました。
このままうまく育って、たくさんイチゴが収穫できたら、嬉しいですね。
植え付けをするときは、親株側・・・つまり、ワイヤー固定している方を、後ろ向きにして植え付けます。
手前にイチゴが揃ってできてきます??
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